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〒305-0012
茨城県つくば市中根529-7
TEL 029-857-5298
FAX 029-857-7563 |
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コストダウン重視の建築手法が世の流れとなっていく中、そのしわ寄せは当然、材料や工程の省略という形となって家を蝕んでいます。
私たちは技術の進歩の成果を積極的に取り入れて、施主様に還元していくことも決して怠りません。
と同時に、施主様やそのご子孫の長期的な利益のために、責任ある作り手として省くことのできない工程、材料についての譲れないこだわり、これらについては変わらず守っていかなければならないと考えています。 |
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| なぜ私たちは軸組(構造体)の加工にプレカット工法(コンピュータ制御による機械加工)を用いないのか? |
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丈夫で長持ちする躯体を考えた場合、まだまだ手作業による加工の方が優れていると思われる点が多いからです。 |
例えば、簡単な所ではプレカット工法では柱の上部や下部につけるホゾ(土台や桁を受けるために柱の端部につける凸部)の長さが、効率優先・コスト削減のために、桁等の横架材、上下方向の大きさに関係なくすべて同一にせざるを得ない点です。
つまり、一本一本の桁等の大きさにあわせて、機械の設定を変更していたのでは製造コストがかかりすぎてしまうため、すべて同一にしてしまうのです。その結果、背の大きさが小さい梁や桁を基準とした短いホゾの長さになってしまうのです。
| 短ほぞのため地震等の横からの力でぐらついてしまう。そのためプレート上の金具でぐらつきを防止せざるを得ない。一度大きめの地震が来てプレートにガタが来るととても怖い。 |
長ほぞがしっかり桁の上端まで通っているので金具がなくてもぐらついたりしない。背の大きさが1尺2寸(約36cm)を超える桁には柱ほぞの付け根をさらに大きくしたこきほぞを用い大きい断面の桁に対応している。 |
また継ぎ手にも同様のことが言えます。例えばカマ継ぎを例にとると、
| [プレカット工法のカマ継ぎ] |
[伝統工法のカマ継ぎ] |
最近の木造建築では屋根板(野地板)に12mm厚の合板を用いる場合がほどんどで、杉や松の板材を使う私たちのやり方は珍しい方です。
なぜそれ程までに合板が多く用いられるようになったか、それはやはり資材コストと施工コストの削減が優先されてしまうからです。
ただし問題は耐久性。剛性面では合板の方が優れているのですが、それは新しいうちだけの話。実際に築20〜30年たった家の屋根修理をする際に合板野地の屋根に登ると、合板をつなぎ合わせている接着剤が剥離してしまってフワフワして登っていられないのが現実です。
その点、無垢の野地板ならその程度の年数ではほとんど変化は見られません。実際、築80年近い家の瓦取り替え工事の際、厚さ7〜8mm程度の杉野地板に登った際でも、雨がさして腐ったところ以外はまだまだ使用できる状態でした。資材コストは倍かかっても、3倍以上の耐久力がある証明になりました。
耐力壁に合板を使う場面も最近多く目にするようになりましたが、理由は同様のことだと思います。
私どもではあくまでも耐力壁にはすじかいを使った上で、予算に余裕がある場合は通し貫の使用をおすすめし、合板を用いる場合は地震時の柱の引き抜きを防止するために補助的な役目としてのみ使用することにしています。近い将来に確実に寿命が来てしまう合板のみに耐久壁の役目を押しつけてしまうような安易な工法は採っておりません。

現在、木造軸組工法において断熱する方法は大きく分けると2通りあります。断熱材を柱の間に充填する「充填断熱」と板状の断熱材を柱の外側に張り付ける「外張り断熱」です。
それぞれに長所と短所があり、方法を誤ると壁内が結露し木材が腐ってしまいます。私どもは施主様のご希望やご予算に応じて最適な方法と正確な施工で対応致します。

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外壁部の断熱材を張り終えた状態の住宅写真。
外壁部はお客様のご要望で外張り断熱を用い、床下は通気性を考え、
基礎断熱ではなく、根太間充填断熱とし、屋根はコストパフォーマンスを
考え、天井裏を充填断熱にしている。 |
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